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IB生の「生の情報」
IB経験しての後輩へのアドバイス
II. 「IB生のための大学受験」
6)最終進学校決定
合格した中での大学選択
- 奨学金の有無
大学選びにとって重要な要素の一つとして、合格した大学からの奨学金があります。海外大学に進学するのは国内大学に進学するよりも学費面では経済的な負担がかかります。そのため学費の関係で進学先を変える人もいます。(生活費については、日本より安上がりの場合もありますが)各家庭の経済的余裕は異なるため一概には言えませんが、奨学金がもらえる大学に進学する人が多いようです。
- 学部の違い
合格した中で、自分の学びたい分野が秀でている大学を選ぶのは当然だと思います。しかし、liberal arts系の大学か総合大学で迷う場合があるようです。もし自分の学びたいことを次の4年間で決めたいなら、liberal arts系の大学の方に進学するのが賢明です。その場合、大学院で特定分野の研究をするのが一般的です。また、北米の総合大学では、最初の1〜2年の間に専攻を決める猶予もあったりしますので、それを考慮に入れて大学を決めることもできます。専攻内容が、明確の場合は、イギリスやオーストラリアの大学で3年で卒業する選択をすることもできます。
- international studentsへの待遇の違い
国際的に評価されている大学ほど、優秀な留学生を入学させようと力を入れます。ほとんどの場合、大学の授業料はその国出身の学生よりも高くなりますが、大学のなかには留学生のみ応募可能な奨学金があります。自分の行きたい大学のホームページが日本語の案内や、日本人学生コミュニティーを整えていることを確認してみるのも一つの手といえるでしょう。
- 住む環境
留学する国の気候、大学の環境にも大きく左右されることがあるでしょう。一度住み慣れた日本を出て数年間全く違うで暮らすことになるので、当然自分の肌に合いそうな気候を選ぶことになるでしょう。にぎやかな都市の中心部にある大学もあれば、田舎の方に、静かで自然豊かな大学もあります。また、自分が数万人規模の「マンモス校」が好きなのか、それとも、わずか千数人の少人数制大学がよさそうなのか…自分を見つめなおす必要があるかもしれません。