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Katoh Gakuen English Immersion/Bilingual Program -Bi-lingual.com-

卒業生ページ執筆の趣旨

概要

Ⅰ.IBの学生時代

Ⅱ.IB生のための大学受験

Ⅲ.Glossary

IB生の「生の情報」
IB経験しての後輩へのアドバイス

II. 「IB生のための大学受験」

2)海外大学出願

E)専門大学

海外美大などの専門大学やジャーナリズムなどの創造性を求められる分野ではエッセイに加えて、Drawing requirement(絵の課題)やポートフォリオ(作品集)を要求されます。よって、ここではそれらについての説明をしたいと思います。

Drawing Requirementやポートフォリオは郵送の場合が多い上に、Drawing Requirementに関しては特に他の出願者に埋もれない絵やアイデアの質にしたいので、早い時期からの準備が望ましいでしょう。行きたい大学が決まり次第、取り組み始めるという意気込みが必要です。取り組み始める時点でまだ正式なDrawing Requirement課題が出ていなくとも、スケッチの練習をして技術を磨くことはできます。ポートフォリオの説明をするにあたって、美大のものとジャーナリズムのものに分けていきます。

美大のポートフォリオについては、Visual Arts専攻者はIBに送った作品の写真を使用できます。つまり少なくとも9つのポートフォリオとして提出できる作品があるわけですが、大学から要求される作品数をしっかりと確認する必要性があります。美大のポートフォリオの傾向として10作品以上は要求されるので、不足分は過去の作品や新しい作品で補う必要性があります。ポートフォリオを取り組むにあたって忘れてはならないのは、スキャンしたファイルのサイズや種類の規定です。ファイルのサイズを縮小しなくてはいけない場合や、ファイルの種類を変換しなければいけない場合に遭遇するので、その場合は先生に手伝いってもらうとよいでしょう。

ジャーナリズムのポートフォリオは美大のものとは違い、授業で書いたものは使用できません。作品数はそれほど要求されませんが、ジャーナリズムのポートフォリオは作品の貯金がないので、美大のポートフォリオよりも早々に取り掛からなければいけなくなります。ジャーナリズムで求められる有力記事は、学校新聞や地元新聞などに掲載された出版記事と、未出版記事の2種類があります。その2種類がポートフォリオ全般を占めなくとも、放送記事もしくはネット上のオンライン記事も評価対象なのでそれらを含めて魅力的なポートフォリオにすることもできます。記事の構成や文法を先生に確認してもらう必要が幾度となくあるので、先生とのスケジュールの組み方にも重点を置く必要があります。
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