IB生の「生の情報」IB経験しての後輩へのアドバイス
II. 「IB生のための大学受験」
3)IB生のための日本の大学受験
日本 出願プロセス入学時期:4月
日本の大学は4年制で、AOや推薦入試といった、受験者の人物像を見る入試もありますが、〇〇大学の〇〇学部の〇〇学科というふうに入試の時点で専攻を決め、センター入試や各大学の入学試験といったペーパーテストを突破して合格をもらう「一般入試」が主流です。
バイリンガルの生徒で国内大学を考えている生徒の多くはIB・AO入試を利用している人がほとんどです。IB入試は設置している大学が少ないため(2014年入試では限定的で、日本語DP普及につれて拡大する見込み)進学できる大学は限られていますが、ほとんどの場合は面接と書類のみで合否が決まります。しかしIBを取得出来ないと不合格となってしまうのでIBの勉強はしっかりと行いましょう。
AO入試の形態は大学によって違います。基本的に志望理由書を書き面接を行います。大学によっては英語小論文を書くことや、テストを受ける必要がある大学もあります。面接では時事問題について聞かれる場合もあるため積極的に新聞を読むことや、ニュースを見て情報を頭に入れ、自分の意見をまとめておきましょう。
また、自己推薦書・アピール文を提出する大学もあります。そのためには自分の事、特に長所短所を知っておく必要があります。そして自己アピールのために積極的に色々な活動に参加することもおすすめします。
大学によっては面接を行わず、書類だけで合否が決まってしまうところもあるため、提出する書類は何度も先生に添削をお願いしてください。