IB生の「生の情報」IB経験しての後輩へのアドバイス
II. 「IB生のための大学受験」
2)海外大学出願
D)オーストラリア大学 出願プロセスアメリカ、イギリス、カナダと比較して、一番楽だと思います。オーストラリアの大学を受ける際は各大学の紹介するエージェント(Agent)に出願を代行してもらうのが一般的です。
主な出願の流れは:
- エージェントをさがす
- エージェントに連絡を取る
- エージェントが提示した資料を用意し、送る
- 待つ
- 合格発表
です。順を追って説明しましょう。
- エージェントさがし
自分の志望する大学のホームページの、海外留学生の出願を説明しているページを見ると、国別にその大学が公認するエージェントのリストが出てきます。
- 連絡
複数のエージェントが紹介されている場合、とりあえず全てのエージェントに電話をしてみて、一番信頼できそうなところに依頼しましょう。担当の人がいるので、その人の氏名とメールアドレスを確認しましょう。そこから先のやりとりはずっとメールです。
- 資料の用意、発送
エージェントからは以下のような資料を送ってほしいと言われます。
- 成績証明書
- IBの予想点、または最終点
- パスポートのコピー
- 英語の学力証明書(IELTSやTOEFLなど)
オーストラリアは基本的に大学に提示されたIBの点数を満たしていればエッセイの提出は不要です。IBの点数が下回っている場合はエッセイを要求されることがあります。
- 待つ
三週間ぐらいかかります。どうしても気になるのなら、出願の進み具合を聞くことができます。
- 合格発表
IBの成績証明書や卒業証明書が発行されるまで、「仮合格」の状態です。それらを提出し終えたときに初めて「本合格」がもらえます。